新聞を読むのを辞めて約10年たった。サッカーの勝ち負けとか誰がなんのノーベル賞をとったとか世の中の流行り廃りはよくわからない。けれどイコール真実・本質を探ろうという気持ちがないわけではないんだ。

新聞・テレビからのネガティブ情報をシャットアウト
若者が新聞を読まなくなってるそうです。
ネットリサーチサービスなどを提供するマイボイスコムによると、10代、20代の女性で毎日新聞を読んでる人はわずか6%に留まります。
10代から70代の男女10165人に行った調査でも「ほとんど読んでいない」が8.8%。
「まったく読んでいない」が33%にも及びます。
私も新聞を購読しない生活が10年くらい続いてます。
購読をやめた理由は
① 片づけるのが面倒
② 購読料を節約したい
③ じっくり読む時間がもったいない
④ 広告が多い
⑤ ネガティブな情報が多い
⑥ あまり役に立ってると思わない
最初は①~③の実際的な理由が主だったのですが、年数が経つにつれて⑤~の要素がかなり大きくなっていきました。
新聞を読まなくなって困ったことはほぼゼロです。
ひとつだけ不便になったのは「お悔やみ欄」が読めないこと。
仕事がら誰がいつ亡くなったのかを毎日チェックするのが肝心なのです。
今の自分がエネルギーを注いでることは以下の3つです。
① 本業でトップになる。
② マーケティングを徹底的に勉強する
③ 資産を構築する
これら3つの目標と新聞の相性が良いとは思えなくなりました。
新聞もテレビも朝から主にネガティブ情報を流しますよね。
『どこそこで交通事故があって何人亡くなった』
『外国で山火事が発生してる』『どこぞの親が子供を虐待』
『どこかの偉い人が横領で逮捕』etc
私も人間ですから、幼児や動物が虐待されてる話を聞けば
“あ~~可哀そうに……どんなに辛かったことでしょう” “周りの人はなぜ気づいてあげなかったの?”
などと胸が張り裂ける思いに駆られることも少なくありません。
ですが数年前からちょっと変わりました。
『どこかの〇〇さんが事故を起こして〇〇さんが亡くなったことは私にとってあまり関係ないんじゃない??』って。
〇〇さんの身内や関係者にとっては大悲劇であっても私には直接関係ないこと。
そう思ったからネガティブ情報満載の新聞、テレビをシャットアウトするようにしました。
ネガティブ情報というのはマスメディアだけでなくどこにでもあるものです。
私は職場においての愚痴、悪口、噂話といった、誰になんのプラスにもならないネガティブ要素からも極力距離を置くようになりました。
このような姿勢をとり続けることによってどんどん思考がクリアになっていくのがわかりました。
思考がクリアになると自然と的確な判断と選択ができるようになります。
そして結果的に同僚や上司から信頼され、期待される存在になりました。
このことが一番大きな収穫です。
知らないことは恥ずかしいことじゃない
元号が令和に変わって2週間ほど経ちましたね。
このあいだ仕事中に書類を書くときに元号がわからなくなりました。
隣の先輩に「あれ? 今日って平成でしたっけ? 令和でしたっけ?」と聞いたら
「4月30日までは平成だよ。ちょっと~そんなことも知らないの? 新聞くらい読んだほうがいいよ」と言われました。
私は新元号が決まった日は知ってましたが、いつから令和に変わるのかについては認識不足でした。
その書類を書くときに初めて5月1日から令和に変わるということを知ったわけですが、記入を間違えたわけではありません。
わからなくて聞いたのですから。
世間的にみれば、こんな常識的なことを聞いた私は一瞬だけ恥をかいたことになるのでしょうか。
まわりから見れば “そんなことも知らない恥ずかしい奴”に映るのでしょうが、当の本人に恥ずかしい気持ちはありません。
同様に有名タレントやドラマやスポーツのこともほとんどわからないけど別に恥ずかしくはありません。
多くの人が知ってることを知らなかったとしても卑屈になる必要はないです。
たくさん知ってる人のほうが知らない人より偉いという単純な図式もないと思います。
単に知ってるということより大切なのは『知ろうとすること』だと思うのです。
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