シングルマザーの呼び方は『母子家庭』よりなんとなく明るい響きがありますよね。今だに世間のイメージは “大変そう” “貧乏そう”なのかしらん??たしかにそういうこともあるけどかなり楽しんでますよ☆ 今日はシングルマザー歴13年の私が感じてきたあれこれを本邦初公開といってみましょう!
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シングルマザーはとにかく気楽~♪
こんばんは ミオレナです。
こんなマイナーなブログをいつも読んでくださり本当にありがとうございます。
シングルマザー増えてますよね。
まわりにも多いですよ母子家庭のママたち。
わけあって夫婦別れた直後はさぞかし修羅場だったろうけど、今はみなさんイキイキしてます 😀
むしろ夫がいる家庭のほうが大変そうに見えることもあります。
ま、それだけ抱える問題の数が増えてもおかしくないわけですからね。
さて我が家はひとり娘が3歳のときにつれあいが亡くなりましたので、かれこれ13年間ずっと2人で暮らしてきました。
自分の性を受け入れることができない超個性的な娘も高校1年生になり、バイトに明け暮れております。
私は52歳。 完全にマル高であります。
(※マル高 : 高齢で出産すること)
「どうしてご両親と一緒に住まないの?」とよく聞かれるんです。
年老いた両親は車で40分のところに住んでますが、一緒に住むなんて考えられないですよ。
あまりにも価値観や生活スタイルが違いすぎて、もし一緒に住んだとしてもせいぜい3日間が限界かと 🙁
そりゃあ親元で暮らせば家賃は助かりますよ。
でも家賃に換えられないものがあるんです。それは
気楽さ。自由。
シングルマザーのみなさま、わかりますよねこの気持ち。
気楽さとわずかなお金を天秤にかけた場合どちらを選ぶでしょう?
親しいママ友も言ってます。
「この快適さは手放したくない!」と。
精神的充足感はなにものにも換えがたい恩恵なのですよ。
つれあいがいないから冠婚葬祭に出る必要もなくなります。
その分出費が抑えられますよね。
シングルマザーは精神的に充実♪
熟年の奥様がたの嘆きをよく聞きます。
「出かけるときはね、主人のご飯の用意をしていかなきゃいけないから大変なの。ホント気を使っちゃうわ!」
「どこに行くんだ!? 何時に帰るんだ!? ってうるさいうるさい。あの人もサッサとどこかに行けばいいのに…」
「友達もどんどん離婚してるのよ~ あ~うらやましい~」
てな具合に世の熟年奥様たちは亭主に不満だらけのようです。
もちろんシングルマザーだって基本は子供中心に回りますよ。
ただ気の遣いかたが亭主に対してとはまるで違いますよね。
子供となら夕飯をお好み焼き1品で済ませるけど、ダンナ様はそんなわけにはいかないですもん。
また、部屋に貼るポスター1枚すらもお伺いをたてないといけない奥様もいます。
インテリア好きの私にはとてもとても耐えられないわ、そんなの。
家の中は自分の好きなように創りあげたい。
シングルマザーならインテリアを自分色に染められる。
家の中の気に入らないものを排除するとストレスが格段に減るはずです。
そして気兼ねなく友人を招くことができます。
夜通し『家飲み』だってできるでしょ 😳
シングルマザーはいろんなスキルが身に付く
例えばタイヤ交換とか、ちょっとした日曜大工。
キャッチボールに釣りに……
今までダンナ様にやってもらってたことを自分でやらないといけなくなります。
ママは子供のパパ代わりだけでなくお兄さんお姉さんの代わりもしないといけないこともあるんです。
やらなきゃいけないことが増えるのは面倒で大変です。
投げ出したくなるし、応援をもらうことももちろん。
これも見方を変えるとデメリットではなくてママの可能性が広がることになると思うんです。
できないよりはできたほうがいい。
自分でやりとげたことは後になって強いパワーになります。

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シングルマザーが経済的に困窮しないために
いくら気楽で自由たっぷりといっても、お金がないことには自由すら手に入りません。
シングルマザーの平均貯蓄額は一般世帯の10分の1と言われています。
収入は平均約220万円だそうです。
正直私はそれ以下です。
貯金もあまりないので贅沢はできません。
それでもなんとか窮々としないでやってこれた最大の理由は、格安家賃の公営住宅に住んでいるからです。
このポイントはとても重要です。
ここは十分すぎるほどの収納が付いた3DK(リビング8畳・キッチン7畳・子供部屋7畳・和室6畳)で月々の家賃はなんと1万円台です!
駐車料金もたったの1000円!
(母子家庭に対して半額の減免があるため)
しかも耐震対策はバッチリで決して古くない。
とても静かで安全なのです。
母子が安心して暮らすには安全な環境が欠かせません。
各種手当について言えば、死別の場合、児童扶養手当か遺族年金のどちらか金額の大きいほうを選べます。
うちは遺族年金を2か月ごとにもらってます。(腹立つことに毎年支給額は減ってます。)
もちろんそれでも足りないですよ~ 😥
子供が小学生になると就学援助費といって、学用品などの費用が支給されます。
金額は学年によっても月によっても異なります。
子どもが高校を卒業するまでにかかった医療費は母子ともに無料です。
母子家庭になると金銭的なメリットが少なくないからなのか、偽装離婚してるカップルも多いと聞きました。
申請書類を提出してハイ終わり~ではなく、その後も定期的にチェックしないと、不正受給は後を断たなくなってしまいますよね。
シングルマザーあとがき
娘とのゆるゆる~な生活が快適すぎて今のところ再婚は考えられません。
ですがあと8年もすれば私も赤いチャンチャンコの年齢になり、娘も社会人になってるのでこんな悠長なこと言っていられなくなりそうです。
どう転んでも良いように早いとこ経済的基盤だけは築いておかなきゃ。
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