清水の舞台から飛び降りる覚悟で、藤田智則さんの『資産倍増計画セミナー』に参加してみました。なぜ清水の舞台なんて大袈裟なことばを使ったかというと、”無事に帰って来れないんじゃないか”と思うほど警戒してたからなのです……
藤田智則さんの投資セミナーに行ってみようと思ったきっかけ
そもそもどこから藤田さんの情報が入って来たかはよく覚えてないのですが、おそらく誰かのメルマガでした。
私の投資経験は株式がほんのわずかのみで、スキルも関心もぜんぜん高くはないです。
自分の老後やこの国の近い将来を考えると決して明るいものではなく、早いうちになんとかしようと思っていたのでした。
そんなとき目に留まったのが藤田智則さんのこのランディングページです。
「貯金だけでは将来不安なので試算運用をしたいが、何から始めていいかわからない」、
「投資をかじっているが、ぶっちゃけ上手くいっていない」という人へ→
(※すみません。平成29年4月時点でこの動画の配信は終了してるようです)
よくある派手目なランディングページだし、突っ込みどころ満載のフレーズ。
さらに一つ目の動画のインタビュアーの男性を調べてみると、あまり評判はよろしくなさそう。
どうせインタビュアーのこの女性も金で雇われてるんだろなー、証言者もサクラを動員してるんだろなーなどと疑いまくりの私。
詐欺かも・・・。
そう思いながらも ”じゃあ最初はメルマガを読んでみよう、どうせ無料だし”とメルマガを購読することにしました。
読み進めていくと巷ではなかなか聞くことのできない内容も多く、藤田さん独自の鋭い視点が垣間見えます。
動画を見ても『少なくともウソは言ってないな』と思えてきます。
そうはいっても ”本当の詐欺師は詐欺師に見えないように演出するからなー” “高額な商材を売りつけられるのがオチなのかなー” と私の頭の中は興味と猜疑心がグルグルしていました。
1週間くらいものすごく悩んだ結果、とにかく行ってみようと決めました。
もし私が東京に住んでるならこんなに迷わなかったと思います。
あいにくアクセスがイマイチの長野県に住んでるので、東京に行くとなると新幹線の料金だけでも往復12000円はかかります。
そこへさらにもろもろの経費がかかり、セミナー代が2000円なのでなんだかんだで18000円くらいはかかってしまうんです。
それだけの経費を払ってでも聴くに値する内容なのかどうか・・・ってのは誰しも考えることでしょう。
どちらにしてもとにかく行ってみようと決断しました。
平成28年11月下旬のことです。
藤田智則さんの投資セミナーに出てみました
セミナー会場は藤田さんの事務所のあるビルでした。
東京都北新宿1-8-23 アムハードビル6F
”うわ~ 新宿~ いかにも怪しげ~(新宿区民のかた、ごめんなさい)”。
地名だけで勝手にネガティブなものを想像してしまうほど私は偏狭なところもあります。
さて、最寄りの駅に着いてからももちろんタブレットナビの通りに歩いて行ったのですが、目的地に近づくにつれて変な案内が出てしまいかなり迷いました。
宅配便のお兄さんに尋ねるもわからず、通りがかった若いカップルに聞いてやっと辿り着きました。
ビルは意外にも大通りに面したところにありました。
”これならいざ何かあっても助けを求めやすいな~” ホッ。
スタートはお昼12時からです。わずかな遅刻も許されません。
開始時刻20分前に着いたとき、ビル入り口付近には誰もいませんでした。
ただセミナー案内の看板は立ってたので、ここで間違いないなと思いました。
ところが開始10分前くらいになると入り口の回りにポツポツと、いったいどこから湧いて来たのか数人が現れました。
どこかうしろめたいことしてる感を漂わせたキョどった面持ち、に見えました。
私もそう見えたと思いますが(^.^)
中から若くてかわいらしいお姉さん登場!
立て看板を移動しながら「どうぞ中へお入りください」と誘導し始めました。
いざ6Fへ。
30人くらいでいっぱいになってしまうほどの小さめの部屋に通されました。
”もう逃げられないぞ~”
受付にも若くて綺麗なお姉さんが何人かいて、きちんとした丁寧な印象を受けました。
受付を済ませたごとに、前から順に着席するシステムになってました。
パイプ椅子です。
隣に座ったのは若くて純朴そうなお兄さん。
お互い緊張しながら挨拶しました(^.^)
うわ~~壇上にナマ藤田さん発見!
動画で見た印象とちょっと違って、ものすごくクールな印象です。
開始時刻までずっと黙々とプロジェクターをイジッてる様子でした。
12時いざスタート。
藤田さんの挨拶始まる。
まず驚いたのはトイレ休憩を取らない、ということ。
トイレパニック症候群の私にとってこれは一発目の洗礼でした。
藤田さん曰く「3時間という短い中で伝えたいことがあまりに多く、休憩時間さえももったいないため」
ふむふむ。
次の注意事項として「スピーカーとして緊張するから、みなさん睨まないように」と。
これは笑いを誘いました。
次に、参加者同士の馴染み化を図るため隣同士で自己紹介とセミナーに参加しようとした理由を話しあい、どちらかの人が発表することになりました。
私の隣に座った純朴な青年は、なんと2日がかりで山口県から来たフツーの会社員。
聞けば藤田さんも山口出身だそうですね。
この日の参加者は14名ほどでしょうか。
男性がほとんど。
やっぱりね。
セミナーに参加しようと思ったきっかけの発表を聴いてると「会社の給料だけでは心配だから」とか「既に投資はやってるが、他に良い案件があれば挑戦してみようと思ったから」という人もおり三者三様でした。
藤田智則さんのセミナーの内容は?
2000円という有料セミナーのため内容の詳細を話すことはできないので、概略だけかい摘んでお話することにしますね。
① 藤田さんが行ってる投資案件
不動産・海外積立・海外不動産・FX・コインパーキング・airbnb・太陽光発電など10以上を組み合わせて、権利収入だけで月収200万以上。
② 他の収入源は
メインは個別コンサルであり、セミナーは今回で52回目。
生徒さんは120名おられるそうです。
③ どうして自分で試算運用しないといけないのか
老後に必要な資金は約5000万円であり、将来的に国による保障はアテにできないから。
④ 金利とは
銀行のしくみを絡めた解説、中でも『預金してるだけで資産を失ってる』は目からウロコの発想でした。
⑤ 日本の低賃金とアメリカの富の関係
アメリカ人の銀行預金率は日本人よりずっと低く、一方で株の保有率が50%であるという事実。
⑥ 負けない投資をするには
具体的な3つの条件として資金調達とリサーチ。あとひとつ挙げてました。
⑦ クラブalchemistaの活動内容
資金調達・案件の紹介・ビデオ講座 など8項目にわたります。
入会すると、100万円の収益が出るまで永年サポートを受けられます。
『元手ゼロから現金200~300万円をつくる』という手法は
ここが一番気になる人が多いのではないでしょうか。
私も最後の最後までここをとても楽しみにしていました。
お金がない状態からいったいどうやって軍資金を生み出すんだろう??
ポイントサイトは額が知れてるし、せどりだって初期投資がゼロってわけにはいかないですよね。
この部分はサラりと説明しただけでしたが、要は不動産に関係したやり方でした。
ただし年齢や職業など一定条件を満たしたほうが有利になるそうです。
やりかたそのものは厳重に秘匿性があるほどでもなく、知ってる人は知っているという方法らしいです。
もし今現在軍資金がない場合、藤田さんはこの方法だけでなくいろいろなノウハウをお持ちです。
セミナーが終わったあと1時間くらいあったのですが、ここで個々人の状況に応じて個別に相談を受けていました。
藤田智則さんの個別コンサル料はいくらなのか
その場で申し込んだ場合は50万円です。一括でも分割でもOKです。
やる気がある人に対する割引のようなもので、本当は50万プラス数十万円らしいです。
覚悟はしてましたがさすがに50万円を即決することはできなかったので、私はいったん持ち帰りました。
コンサル料50万円を払ったとしても、さらに投資をするための初期費用が別途かかるのでトータルで150万くらいはないと投資を始められないと思ったからです。
投資が確実に利益を生み出すという100%の確証がないとなかなか踏み出せません。
その場で即決するほど十分な預貯金を蓄えてこなかった自分が情けなかったですね。
50万円という額は妥当か
こればかりはなんとも難しいですね。
投資がうまくいって100万円→300万円にでもなれば元は完全に取れるはず。
要は結果次第ということです。
藤田智則さんの『資産倍増計画セミナー』は詐欺か
今回2000円のセミナーに参加することすら、相当な葛藤があったことは何度も申しあげたとおりです。
もちろん事前にネットでレビューを調べましたよ。
『情報商材レビュー』のほとんどが藤田さんのセミナーを詐欺だと評論してました。
その理由のひとつは、販売者の電話番号が記載されてないから。
もうひとつは50万円のコンサル料。
レビューを書いてる人たちって、実際に参加しないでネット上の表記だけで判断してるのですか??
私は実際に行って来ましたよ。
たしかに事務所は存在しましたし、電話もあって番号もデタラメではなかったです。
個別コンサルへのしつこい勧誘も、威圧感もなかったですよ。
セミナーは本当に勉強になりまして、何人もの友人に紹介したくらいです。
(※私は決して藤田智則クラブの関係者ではないですし入会もしてません)
『百聞は一見にしかず』の諺のとおり、人の噂より自分の感性を信じていきたいです。
そうでないとホンモノの情報に触れる機会を永遠に失ってしまうことにもなりかねませんから。
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