お店に入ったとき「いらっしゃいませ」と言われないことはありますか? それを気にしますか? 私は気にしてました。 雑貨屋さんやコンビニなどではいっそのこと廃止しちゃえばいいのにと思いますよ。
[ad#co-1]「いらっしゃいませ」と言われないことにストレス感じませんか
例えばコンビニ。または雑貨屋さんにフラりと入ったときに「いらっしゃいませ」と言われないことが時々あります。
え!? え!? 今入店したの気づかなかった!?
自動ドアがグイーンって開く音聞こえたでしょ!?
私より後から入ってきた人には挨拶するってどういうこと~!?
そんなふうに感じるのって私だけ??
たかがいらっしゃいませ。
されど挨拶。
言われないときは内心ムッとしてややテンションダウンで店内をトボトボ……。
そりゃあわかってますよ。
数少ないスタッフでお店を回してるんですもん。
袋詰めしてたりレジ打ちしてるときに誰かが入店したと気づいても、突然大きな声で「いらっしゃいませ~!」なんて叫べば目の前のお客様に対して失礼です。
陰で作業してるときは気づかないこともあるでしょう。
スタッフルームに入ってるときは聞こえるわけがありません。
そんなお店側の事情はわかっているのです。
ただ、単に自分が入店したときに無言だと気分の良いものではないのです。
お店によっては機械がいらっしゃいませと言ったりしますよね 😯
気分が良くないといっても『このお店はいったいどういう教育をしてるんだ!?』という上から目線の憤慨ではなくて『自分だけスルーされたんじゃない?』の疎外感の気持ちが強いという意味です。
気にしすぎだよー、自意識過剰だよーと思われるかもしれませんが私はいたってマジメに気にします。
いえ、気にしてました(過去形)
自分の次に入った客に対してもいらっしゃいませを言わないのかどうか確認したりしちゃう。
うわ~~なんか嫌な奴だね。
こういうネチネチしたとこが顔に出ちゃって店員に挨拶をされないんじゃないか、見下されてるんじゃないか……とか余計なことまで考えてしまう。
そんなふうにいちいち考えてしまうのがけっこうストレスだったりします。
あ、いらっしゃいませと言われないからって別にクレームつけたりはしませんよ。
ただ心の中だけで沸々と不快感を募らせてるだけです。
photo credit: Kalexanderson sad via photopin (license)
いらっしゃいませは当たり前ではない
お客様がいつもごった返してるスーパーでなら、いちいち入店するときにいらっしゃいませと言われなくても全然いいんです。
お客様全員に言うなんて不可能とわかってますから。
ただしスーパーであっても入店時にいらっしゃいませが無くても、客とすれ違ったときや同じ場所に居合わせたときは挨拶が欲しい。
「いらっしゃいませ、こんにちは」と言われれば私は必ず「こんにちは」と返しますから。
例えば狭い道で誰かとすれ違うとき、無言で済ますのではなく自然と挨拶をかわすほうが気持ちがいいですよね。
それと似た感じです。
入店時にいらっしゃいませがなくてもいいのは大型スーパーで、コンビニや雑貨屋さんだと話が違う。
なぜだろう??
スーパーよりは客が少なくて余計に自分が認識されてる意識が強くなってしまうからかしらん??
スーパーよりはお客の数が少ないコンビニや雑貨屋さんでも、もちろんスタッフが全てのお客の入店に気づけるわけではありません。
スタッフはいらっしゃいませと言いたくても言えない状況なのかもしれない。
言わないのが店長の教育方針なのかもしれない。
ならば「いらっしゃいませ」がないことにいちいち腹を立てるのはストレスが溜まるだけだから気にするのをやめようと思いました。
そして海外ではどうなんだろう とアメリカ西部に住む友人に聞いてみました。
するとこんな答えが返ってきましたよ。
「こっちのコンビニはいらっしゃいませのいの字も言わないよ! どこもやる気のない店員のオンパレード。 物を買ってもこちらがサンキューと去って行く。店員はサンキューも言わないよ」
アハハ。いかにもアメリカらしいと私は返信しました。
ネットで調べると、日本ではコンビニなどでいらっしゃいませを言われないと不快になる人の声をよく見かけます。
『店員がいらっしゃいませを言うのはあたりまえだ!』とか『店の教育がなってない!』とか。
ん?
コンビニに入店していらっしゃいませがあるのはあたりまえ??
それってもしかして日本の話じゃない?
現に友人の住むアメリカの某地域では言われないのがあたりまえだとわかった。
以前聞いた話だとヨーロッパでもあまり言わないらしい。
アフリカ人の友人によるとアフリカでも客のほうが挨拶すると。
だからコンビニなどで「いらっしゃいませ」と言うのは世界的に見ればあたりまえではない。
これはお店に対する認識の差かと思います。
海外では店主がお客に物を売ってあげるという意識が強いんだと思う。
いっぽう日本ではお客は買ってあげる、お店側はお客様に買っていただく。
いつからか日本では『お客様は神様です』なんていう言葉が浸透し、客の立場がうんと上になってしまいました。
ちょっとしたことでクレームをつけるモン〇〇〇客。
それがいかに理不尽なクレームだろうと簡単に屈してしまう企業側。
なんだかおかしな構造になってしまい大切なものが置き去りにされてませんか。
いらっしゃいませより大切なことがある
最近ひさしぶりにブックオフに入ったとき、木霊(こだま)のようないらっしゃいませにビックリしました。
入店するや否や、一人の男性スタッフによる「いらっしゃいませこんにちは~」が終わったと思ったら、別の女性店員による「いらっしゃいませ、こんにちは~」。
さらにもう一人の女性店員が繰り返す。
最初のひとりだけならまだしも、さすがに3回も機械的に繰り返されると嬉しいよりガッカリしてしまいました。
ブックオフはもともとお店の雰囲気がちょっと異様だなと思ってましたが、このたびいらっしゃいませこんにちは~の連呼が加わることにより更に異様さを増してると思いました。
いらっしゃいませが無いと不愉快だったのに、大合唱されると逆に違和感。
いったい私は何を求めていたのだろう。
よくよく考えると
入店時のいらっしゃいませやお辞儀の角度や愛嬌なんかそれほど重要ではないのではないか。
そんなことよりお客を待たせないことのほうが大切でしょう。
こちらからの問いかけに迅速かつ的確に答える商品知識が必要でしょう。
だって「〇〇ありますか?」と尋ねてロクに探しもしないで「ありません」と答える店員が多いんですから。
「ありません」と言われてしかたなく自分で探したら5分後に店内で見つかることが何度もあるんですから。
そういうときが一番ガッカリしますね。
お客の要求に応えるよう最大限の努力をすることが結果的に顧客満足につながると思います。
商売の基本ができてなくて形式的な挨拶やお辞儀で穴埋めするならいっそ無くてもいいと思います。
僕も過去のあなたと全く同じで、「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」が無いと落ち込んでしまう部類の一人です。
別に、みんなにも同じように言わないのなら全然いいんです。
でも、明らかに僕にだけ言わない店員が本当に多くて、なんて言うか「見た目で差別されている」っていう感じがすごく嫌なんですよね。
別に「お客様は神様ですだろ!」と威張りたいわけじゃなくて、ただ普通に、他の人と同じように接してほしいだけなのですが。
仰る通り、アメリカでは言わないのが普通。
だから日本でも、いっそのことそういった文化は廃止すればいいのにと何度思ったことか。。
T 様
おはようございます。 はじめましてTさん。
貴重なコメントありがとうございました☆
「いらっしゃいませ」とか「ありがとうございました」を言われないと落ち込んでしまう気持ち
よーーくわかりますよーーー。 まして”自分だけ言われてないのでは??”と思うとなおさらですよね。
私なんか今でもときどきそう思うんですよ”あっ 店員はきっと私のことメッチャ感じ悪いと思ってるな”とか
“こいつには言わなくても別にいいやって判断してるな”とか。
勝手に思い込んでます。
最近はあまり考えないようにしてるけど、それでも3回に1回くらいは ”私の後に入ってきたあの客には挨拶するのかな”
と密かに確認してることも。
すんごく些細なことかもしれないけれど、けっこうそういうことが自分の自信に関わってくるんですよね。
自分が入店したときにたまたま他の客と接客中だったり席を外してるのかもしれません。
ですがその瞬間の店内の様子なんてわかるはずもなく、単純に自分が一歩足を踏み入れたときに
「いらっしゃいませ」がないと”あ~~”とガッカリするっていうことですよねー。
自意識過剰と言われればそれまで。
Tさんの見た目がどうなのかお会いしたことないのでまったくわかりませんが、もし仮に超絶派手or
ボッサボサのダッサダサ(失礼)だとしても、明らかに意識的に他の客と態度を変えるのはよろしくないことだと思います。
だったら大型スーパーのようにいっそのこと一切廃止にして『入店時の挨拶はしないことにする
』とルール化しちゃったほうがTさんや私のように落ち込む人間を減らせるのかなーなんて。
難しいですね こういうことって。
お店側はどこまで考えてるのかしらね。
ご返信いただきありがとうございます。
そうそう、そうなんです!
ミオレナの書いていらっしゃることが、僕が考えていることと全く同じで、むしろ驚きました(笑)
ヤフー知恵袋なんかでも似たような質問をする人がいて、「自分だけじゃないんだな」と思うと、ちょっと安心する部分もあります。
だけど、
「たまたま店員が気づかなかっただけじゃないですか?」
「目つきが悪いからじゃないですか?」
「気にしすぎ」
などのとんちんかんな回答を見ると、「あ~この人たちは分かってないな~。。」と思ったりもします。
そもそも「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」を言われない人というのはどういう見た目の人なのか?
一度そういう人たちを集めて統計を取ってみたいくらいです(難しいことではありますが^^;)
たとえば僕の場合、男なんですがとても小顔で痩せています。
なので単になめられているという可能性があります。
でも知恵袋では、大柄な人が同じような質問をしていました。
なら体格は関係ないのか?と思ったり。
あとは、特別美人(かっこいい)か、その逆か、背が高い(低い)か、身なりの問題か。
とにかく日本人は「普通」「皆と同じ」を好むので、そこからはみ出た人が差別されやすいのかな?と思ったり。
(あくまで仮説ですが。)
まあ本当に、こんな細かいことを気にしないメンタルがあればそれに越したことはないのですが、「気にするな」と言われても気になるのだからしょうがないですよね^^;
でも同じような方がいて少しホッとしました。
良い記事をありがとうございます。
T 様
2回目のコメントありがとうございました。実は内心かなり楽しみにしてましたよ☆
yahoo知恵袋は私もときどき見るのですが、たまにけっこう辛辣な回答する人もいますよね。
同じような体験をしたことないから共感できないのかもしれませんが、だからといって切り捨てるような
バッシングするような回答をするのはハタから見ていて気持ちの良いものではありませんよね。
そのような回答をしてる人の人間性が見えてしまいます。
さてTさんは小顔で痩せているとのこと。
もしかして普段からご自分の容姿にコンプレックスを抱いてはいませんか?
少しでもコンプレックスがあると今回の店員から挨拶をされないのような場合に
思考回路が結び付けちゃう部分もあるのかな、とちょっと思いました。
“クソっ あいつまで俺を…… あの店員がいったい俺のなにを知ってるというんだ!?”みたいに。
私の友達にもいますよ~。名探偵コナンにそっくりな若い男友達が
ある特定の分野では天才的な頭脳持ってますが、そのヒョロっとした見た目ゆえに
ナめられてるのかな、思うこともたまにあります。
本人に自覚があるのかどうか聞いたことないのでまったくわかりません。
今度会ったときに「コンビニとかに入ったときに『しらっしゃいませ』を言われないことある?」
って聞いてみようかしらん。
Tさんの言われるように、特に日本では『普通』からハミ出た人を叩く傾向にありますよね。
昔からずっとそう思ってました。
なんてバカげてるんだ!!って思います。恐いことだと思います。
だって100人いれば100人ともなにもかにも違うのは当たり前ですから。
むしろ同じであるほうが気持ち悪いですよね。
何十年か前からスローガン的に『個性尊重』『みんな違ってみんないい』などと謳われてきたのに
実際は逆な気がします。
もしスローガン通りになってたら世の中にこんなにイジメが蔓延るわけないと思います。
それと日本の学校教育は『サラリーマンを養成するため』に適したようなカリキュラムになってると思います。
会社や上司の言うことを素直に聞いて愚直に遂行する人がたくさんいないと組織が順調に運営されないからです。
自分の頭で深く考えられて反発されたり、大多数と違う言動されると統制がとりづらくなりますもんね。
だからハミ出ない人間のほうが都合がいいのでしょうね。
でもそれってあくまで特定の組織集団に属してる場合の話だと思うんですよね。
今はいろんな生き方が増えてて、必ずしも従順で均質化された人間だけが重宝されることはないのかと。
話は逸れましたが、Tさんは少なくとも「いらっしゃいませ」を言われない人たちの心の痛みというか
違和感を感じ取れておられます。
そのような感受性は強味になると思うのですよ。
よろしければ何度でも遊びにいらして何度でもコメントしてくださいませ☆
まったく意外にも反響の大きかった記事『常識を押し付けないでくださいよ』なども
ご覧になってもらえると嬉しいです。Tさんの意見 楽しみです。
ミオレナ様
正直軽い気持ちでコメントをしたのですが、こんなにもきちんと回答を下さり驚いています。
ありがとうございます。
>さてTさんは小顔で痩せているとのこと。
もしかして普段からご自分の容姿にコンプレックスを抱いてはいませんか?
少しでもコンプレックスがあると今回の店員から挨拶をされないのような場合に
思考回路が結び付けちゃう部分もあるのかな、とちょっと思いました。
“クソっ あいつまで俺を…… あの店員がいったい俺のなにを知ってるというんだ!?”みたいに。
まさにその通りだと思います。
あまりにもいろいろな思いをしてきたので、
もうそういう思考回路ができあがっちゃってるんですね。
「常識を押しつけないでくださいよ。」拝見しました。
こちらも、100%同感です。
と言いますが、僕もブログでほぼ同じようなことをずっと訴えてきました(笑)
そういう変な上司、どこの世界にもいますね。
みかんを配るタイミング、どーでもいいです、本当に(笑)
ミオレナさんは全く悪くないです。
話は変わりますが、ミオレナさんは作家を目指していたのですか?
と思うくらい、文章が非常に読みやすく、説得力があります。
(いちいち「うん、うん」とうなずいてしまいます。)
他の記事も興味が出てきましたので、また読ませていただきますね。
T 様
またまた嬉しいコメントありがとうございました☆
“あ、この人と波長合いそう!”と思うとけっこう続けてコメント応酬する癖があるので、もしウザかったら
ごめんなさいね。
「文章が読みやすく、説得力があります」のお言葉に飛び上がるほど嬉しくなりました☆
そんなこと言われたことなかったですから。
ただの営業マンでありシングルマザーにすぎません。
ただ、人より多くの苦難などを経験してジェットコースターのような人生を歩んできただけ。
むしろもっとライティングを勉強したくて、先日ダイレクト出版に書籍を注文したものがさっき届いたのです。
初めてこのような専門的な本を購入しまして今少々興奮しております
Tさんもブログ運営されてるのですか? ぜひ読んでみたいので よろしければURL教えていただくことはできますか?
この記事のコメント欄でなくても直接メールでもかまいませんよ。
ミオレナ様
こんにちは。
そうなんですね。
確かに、考え方が似ている部分があるようです(だからこのブログにたどり着いた(引き寄せられた)のかもしれません)笑
今でも十分文章上手いのに、さらに勉強しようと努力されていて、素晴らしいと思います。
ブログですが、すみません、もう無いんです^^;
それこそ先月に思い切って断捨離をしたところでした。
(そういうことなら、取っておけばよかった。。)
ミオレナさんのサイトのようにキレイなものではなく、ただシーサーブログで自分の思いを書き続けるようなブログで、自分は有名人でもないのに誰が読むんだって話で、アクセスもほとんど無かったので、断捨離しました。
今はもっぱら、読む専門です。
年代も性別も環境も違いますが、母親の呪縛とか、ウィッグとか、腸の話とか、友達たくさん要らないよねとか、なんか僕が書いていたのと本当に似ているんですよ。
不思議ですね・笑
これからも読ませていただきます(コメントもするかもしれません。それこそウザかったらごめんなさい。)
T 様
えええええええ!! ブログ閉じちゃったんですかーーー!! ショック! 読みたかったですぅ
実にもったいなかったですねえ…… アクセスなんてこれから伸びたかもしれないのにぃ……
今流行りの断捨離をしたのですね。
もしまたいつかブログを立ち上げるとしたらぜひ教えてくださいね☆
それにしてもそんなに共通項があったとは驚きです(*_*)
腸の話とか友達たくさんいらないなんてフツー書かないでしょ
この広い世の中に自分と思考回路が似てる人がいるとわかっただけでも嬉しくなります☆
Tさんのコメントならウザいなんて思わないので気が向いたらまたよろしくお願いいたします。
無理はしないであくまで気が向いたら です。
今回も楽しいコメント本当にありがとうございました。