電気代を節約するために、ひとつひとつの家電の使い方を工夫しながら
同時に全般的な節約も考えていきたいと思います。
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契約電力を決める
パート1でも触れたように、自分の家ではどの契約プランが
適用されてるかを確認することが第一歩となりそうです。
では、どのようにプランを決めたらいいのでしょうか。
このあたりは電力会社のHPを見てもあまり載ってないそうなので
目安となる考え方の基本をみていきます。
30Aとは30アンペアのこと。 イコール3000Wと考えます。
例えば5.5合炊きの炊飯器でごはんを炊くと、約1300W電力消費してしまいます。
同時に1200Wのドライヤーを使い、さらに700Wの電子レンジで何かを温めると
13A+12A+7A=32Aとなり、仮に契約が20Aとすると、
12Aもオーバーするのでブレーカーが落ちてしまいます。
炊飯器もドライヤーもレンジも、常時使ってるわけではないので
時間をズラして使うなど工夫して使う必要がありそうです。
700Wのエアコンをつけっぱなしにしてる場合、15Aだと、掃除機の強弱によっては
ブレーカーが落ちるかもしれません。
冷蔵庫は約250Wで、常時使ってることも計算に入れないといけません。
このように、常時使う家電製品の消費電力と、一時的に使う電気量を意識し
普段どう使ってるかを確認して契約電力を決めましょう。
家電製品の容量の目安
家電製品 | 電気容量(kwh) |
IHクッキングヒーター | 2000~3000 |
炊飯器5.5合炊き | 1300 (炊飯時) |
ドライヤー | 1200 |
アイロン | 1200~1400 |
掃除機 | 200~1000 |
エアコン | 600~700 |
基本料金とブレーカーのスイッチの色
家に設置されてるブレーカーのスイッチの色が、契約アンペアによって異なる
ということは知りませんでした。
中部電力の場合、20Aだったら黄色だそうです。
すぐに玄関に行って確認したら、ホントに黄色で、ちょっと感激しました。
電力会社によって色が異なる、ということも面白いですね。
中部電力の場合
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待機電力を減らす
使ってない家電製品のコンセントを抜くと節約になる、ということはご存知のとおり。
家庭の全消費電力のうち、待機電力の占める割合は約5.1%といわれています。
ではむ、そもそも待機電力の定義とは何でしょうか。
『機器が未使用状態、もしくは何らかの命令指示待ちの時に定期的に消費している電力』
とのこと。
待機時消費電力量機器別構成比
平成24年度 エネルギー使用合理化促進基盤整備事業
(待機時消費量電力調査)報告書 より
待機時消費電力量が多い機器は、ガス温水器、テレビ、冷暖房兼用エアコン、
電話機、HDD、DVDレコーダーであることがわかります。
意外にも、温水洗浄便座の消費量が大きいですね。
コンセントをこまめに抜き挿しするのが面倒だという場合は、
エコタップを使うのもよいでしょう。
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