「I love you」「死ぬまで愛し続けるよ」と外国人のつれあいに毎日何回も言われてたのに、彼はあっけなく亡くなってしまった。そして私に多大な負担をかけ続けました。 “『愛してる』って口では言ってるけどホントは逆なんじゃない!? “ とそのたびに憤慨したものです。
photo credit: Lynne & Jérémie via photopin (license)
[ad#co-1]愛するってどういうこと?
こんにちは。 自由が大好きなのに、ここ数年ずっと見えない壁に囲まれて羽ばたけないミオレナです。
あなたはやりたいことを思い切りやれていますか?
ところで『人を愛する』とはどういうことなのか、真剣に考えたことがありますか?
『恋』と『愛』の違いは何? って聞かれたらどう答えるでしょう?
よく言われるのは『見返りを求めずにひたすら与え続けること』『大切にしたいと思うこと』 『同じハブラシを使うことができたら愛してる証拠』なんて声も。
あらためて愛ってなんだろう? と考えさせるきっかけとなったのが冒頭で触れた外国人のつれあいからの「I love you」の連投。
それと新幹線でナンパしてきたアメリカ人牧師の軽薄そうな「Love you~!」などなど。
” 知り合ったばかりでどうして愛してるなんて言えるのさ!?”
“愛してると言うわりには、あなたは私に不安を与えることしかしてないじゃない!?”
心の中ではいつもそんなことをつぶやいてました。
『愛は恋よりとてつもなく重みのあるもの』という固定観念があるからこそ、私は軽々しく「愛してる」とは誰にも言ったことがありません。
それは『いつでも関係解消できるように入籍せずフリーなままでいる』みたいな逃げ道を作る考えかたに似てるかな。
ちょっとズルいんです。
いろんな異性に告白されていろんなおつきあいしてきても、果たして自分は本気で愛したことがあったのか、と聞かれると ”う~ん…”と即答できない気がします。
“すごーく好き”はあったかもしれない。
でも愛することがどういうことなのかよくわかってませんでした。
これが無償の愛というものなのか…..
そんなカゲロウのような私が、初めてこれぞ本当の愛??って実感したのが我が子に対してです。月並みに。
特に娘っコがまだ小さいとき、それはそれは可愛くて毎日デレデレしてました。
自分は一生結婚しないし子どもも生まないぞ! と決めていたのが一瞬で崩壊しました。
photo credit: Quand les parents papotent, les enfants font des bétises via photopin (license)
ところがあれほど可愛く思えた娘っコも、大きくなるにつれて生意気になってきます。
毎日のようにバトルを繰り広げてると、あのころの愛しさは一体どこへ?……
あまりにムカついて我慢の限界を超えたことも一度や二度じゃありません。
そんなときは「出てけ!!」と怒鳴る鬼母に変身するのですが、いざ目の前からいなくなるとオロオロしっぱなし。
やっぱり心配で心配でたまらなくなるから勝手なもんです。
こんなふうに毎日毎日いろんなできごとがあっても恒常的に気にかけ、本人の人生がより良いものになるよう願い続けています。
これこそ愛ではないかしら??
愛は強大なエネルギー
毎日毎日いろんなできごとがあっても恒常的に気にかけ、本人の人生がより良いものになるよう願い続けることが愛の定義なら、愛する対象は血縁者でなくてもいい。
会ったこともない人でもいい。
隣人愛・人類愛といった言葉もあるように、肉親以外を愛することもできます。
そういう愛は肉親に対するより崇高なのではないかと思います。
人を思いやり、憐れみ、いつくしむ。
本当の愛こそ今現在一番足りないものであり、この宇宙の中で一番大切なものではないでしょうか。
愛を超えるエネルギーはありません。
ちなみにLOVEの言葉の成り立ちは、Listen Overlook Voice Excuse だと最近知りました。
聴く・大目に見る・声・赦す・・・とても大きくゆったりとした心の余裕を感じさせます。
そんな偉大な愛なのに、愛すれば愛するほど苦しくなるんですよね……
[ad#co-3]
コメントを残す