『おいしい水を未来に伝える講演会に参加してください』と知り合いの元県議さんから連絡があった。 ”水? いまさら水? もしや水道民営化に絡む裏情報かな?” やや重い腰を上げて臨んだ市民講座に行ってみると、平日の夜だというのに200人以上集まる盛況ぶりだった。そしてその内容にビックリ仰天!
[ad#co-1]薬を使わなくても美味しい水ができるじゃないですかー!
あなたの家の水道水 おいしいですか?
こんばんは。
水の大切さはよくわかってても、〇〇の水じゃなきゃ嫌! って高いお金出してまでこだわるタチではないミオレナです。
我が家にはいちおう医療用レベルの生成器が蛇口とつながっています。
それでも実家や職場ではフツーに水道水飲んでますよ。
味の違いもよくわからないし塩素や重金属などが除かれればいいな~程度の認識しかありません。
このあたりは千曲川の水を源水としています。
そうです。
ここは長野県上田市であります。
その千曲川で汲みあげた源水を諏訪形浄水場でくり返しくり返し薬剤で処理された水が上田市の一部の地域(塩田と小泉)に巡ってきてるのです。
もうそれはそれは何回も薬漬けにしてるんですわ😿
何年か前に諏訪形浄水場の施設内部を見学させてもらったから本当です。
以来ずっと ”キレイで安全な水を供給するには仕方ないことなんだな”と思ってました。
それが今回ひっっさしぶりに水というものをあらためて考える機会を与えられたわけです。
率直に言って、おもしろかったです!
ものすごく勉強になりました!
でも単に『あ~~良い話聴いちゃった~♪』で終わらせてはいけない話なのです。
なぜなら
薬を使わなくても水をキレイにする方法がある、
薬でなく生き物で浄化された水を飲んでる地域があるんだ
とわかったからです。
この新たな気づきがいかに重要なことか。
人間のカラダは100兆個を超える細胞から成り立っています。
体重の65パーセントを占める水分の約3分の2がこの細胞の中にあるのです。
こんなに多くの割合を占めるカラダの中の水であるなら、汚くて質が悪いよりキレイなほうがいいに決まってますよね。
同じ上田市の中でも、ほとんど薬剤を使わないで生き物の力で浄化してる浄水場がなんとすぐ近くにあったんです。
それが
染屋(そめや)浄水場。
生き物を使った緩速ろ過という方法で作られた水の濁度はなんと0.000度というではありませんか!?
まったく知らなかったーー!!
塩田地区と小泉地区以外の人たちはこんなにもキレいな水を飲んでるなんて!
市民講座に参加した翌日ひとりで染屋浄水場に行ってみました。
“まあああ! こんなところに浄水場あったの!?” って拍子抜けするくらい住宅街に溶け込んでました。
あいにく染屋浄水場の入り口には施錠されてたため侵入することはできず。
ですのでこの染屋浄水場の仕組みがいかに素晴らしいかについて、2019年2月12日の市民講座で聴いた中本忠信教授の講話と資料で振り返ることにしましょう。
『塩田・小泉地区以外の人たちはズル~い!』
『染屋浄水場から出る濁度0.000度の水を私たちも飲みた~い! 』
といった狭い了見のテーマではないと思います。
あなたが長野県の住民じゃないとしても他人事ではないかもしれませんよ~。
次回では染屋浄水場の仕組みを紹介いたします。
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早く続きか知りたいです
オレンジみかん 様
はじめまして。 コメントありがとうございます☆
美味しそうなニックネームですね。柑橘系が食べたくなりました。
さっそく続きの記事を書いたのでよければご覧になってみてください。