なくなったら困る電気製品No.1は二槽式洗濯機です! ファン歴20年であります! 今まで全自動洗濯機を使ったことはありません。二槽式を手放せない理由は『自分流に洗ってるぜ的アナログ感』かな。 二槽式洗濯機の使いかたと、めんどい洗濯が楽しくなるアイデアを書いてみたいと思います☆
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二槽式洗濯機ってどんな洗濯機?
こんばんは ミオレナです。
今日は、洗濯嫌いな私による洗濯機のお話。
あなたは全自動洗濯機派ですか?
きっとそうですよね☆
私のまわりで二槽式洗濯機を使ってる人は1~2人しかいないのです。
どうやら二槽式を使う人はかなり少数派になってきたようですね。
たまに覗くホームセンターでだんだんと片隅に追いやられてる哀愁の姿・・・ 😿
ところが、ネットで調べてみると意外と多いんですよ二槽式ファンが(*_*)
“おーーー!!”っと心の奥底から湧き上がる歓喜の雄たけび!!
そもそも二槽式洗濯機とは・・・
洗ったりすすいだりする槽と脱水槽が別々になってる洗濯機
工程をメチャクチャおおざっぱに書くと
(洗うとき)左側の大きい槽で洗った洗濯物のかたまりを、手で脱水槽に移す→
(すすぐとき)左側の大きい槽ですすいだ洗濯物のかたまりを手で脱水槽に移す
このシンプルかつ原始的な工程を、洗濯物の量と汚れ具合に応じて繰り返すわけです。
例えば白っぽいキレイめのもの2回分約4kg+汚なめのもの2回分約4kgを洗う場合、洗濯槽から脱水槽に移す作業は、洗うとき×4回+すすぐとき×4回の計8回になります。
8回!? 面倒くさっ
我が家は高校生の娘と2人家族なので週2回ほどで済みますが、4人以上の家庭ですと毎日かなりの洗濯物が溜まることでしょう。
そうなると洗濯槽から脱水槽に移すことを毎日10回は繰り返すことになると思うのでかなり大変です。
ですので洗濯をする人が忙しすぎたり、洗濯物が毎日大量で出るお宅にとっては二槽式洗濯機はキツいものになるかもしれませんね。
では、二槽式洗濯機でどうやって洗濯するのか説明します。
二槽式洗濯機で洗濯する前に準備すること
準備その1. 洗濯槽の中をキレイにする
2つの槽のうち左側が洗濯槽です。
ほぼ毎回洗濯槽には、前回終わったすすぎの水が入ったままになっています。
すすぎが済んだ水は飲めるほどではないけれど、汲み出して雑巾を洗ったり風呂場を洗ったり、ベランダを掃除したりする程度のキレイさです。
洗い物に使ってもたいていはまだ残っています。20ℓくらいでしょうか。
貧乏性な私はこの水でさえもったいないからとことん使います。
下着などつけ置きしたいものをポンポン放り込んでおくのです。
一日も漬けておけば次回の洗濯のときに汚れがよく落ちるからです。
というわけで、まず洗濯槽に溜まってる水を排水します。
排水が終わると、漬けてある洗濯物だけが底に残ります。
スイッチを排水にしたまま、洗濯槽の中でその洗濯物を石鹸で軽く手洗いします。
キレイに洗って完全に水を抜いた状態にします。
つまり洗濯槽も脱水槽もカラッポの状態。
準備その2. 汚れ具合によってザックリと洗濯物を分ける
洗面所は1畳くらいの狭さ。
窓がなくて40Wの電気の明かりだけなんです。
ここに洗濯機と3段ラックと脱衣カゴと置いてます。
3段ラックの上段2つにバスタオルや洗濯小物などを入れてます。
一番下の段に汚なめの洗濯物を入れるように決めてあります。
この最下段の引き出しには白っぽいキレイめのものは入れません。
ハンカチ、タオル、真っ白いブラウスなどの真っ先洗うものは、ラック横に備えた手作りのランドリーバッグに入れています。
大好きな、フランスのトワルドジュイの布で作ったお気に入りのランドリーバッグ。
暗っぽい洗面所での気が重い洗濯タイムが、お気に入りの布を見るたびにちょっとテンション上がるのです。
下着やトップスなど中間の汚なめのものは、下に置いたバスケットの中に入れるようにしています。
こんなふうにして、洗濯に取り掛かる前に汚れ具合に応じて入れる場所を変えることによって、洗濯物をおおまかに分けておくのです。
ここで初めて1回目のキレイめな洗濯物を投入します。
洗濯槽の高さの5分の3くらい入れたら、洗剤を入れます。
水を入れてから洗剤を入れるより、先に洗剤を入れた上から水を注入したほうが洗剤がよく溶ける気がしますね。
粉末洗剤でも液体洗剤でもやりかたは同じ。
ちょっとの時間差で洗剤液を撹拌させたいという目論見。
ちなみに今はこんな液体洗剤を使ってます。
準備その3. 洗濯槽に水を入れる
さ~てここから一番厄介な仕事がスタートしますよ~
洗濯に使う水をどうするか です。
お風呂の残り湯を使うのが我が家流。
冷たい水よりぬるま湯のほうがよく落ちるから。
洗濯槽から洗濯物を取り出すときも、ゴム手袋をするとはいえ冷やっとする水よりは温かいほうが気持ちがホッコリするから。
でも浴槽から洗濯槽にぬるま湯を入れるには、また面倒なことが・・・
まずバケツの中を洗います。
そして手桶で浴槽のぬるま湯をバケツに入れ、アクロバット並みの姿勢で洗濯槽に入れるのです。
洗濯槽の6割くらいの水量にするには6~7回汲み出さないといけません。
(これきっとウェストエクササイズにイイよ😊)
もしお風呂の残り湯を使わないときは、水道水を使います。
あ! その前に注意することが!!
洗濯槽にぬるま湯なり水なりを入れる前に絶対にやるべきことはこれ!!
『排水』のままになってた真ん中のスイッチをクルッと上に向けて『洗い・すすぎ』にすること!!
これを忘れて排水のまま洗濯槽に入れると、当然ながら汲み出した水はジョージョーと排水されてしまいます!!
これ、よくやっちゃうんですよ!
せっかくアクロバティックポーズで苦労して注入したバケツ2杯分の水がそのまま流れてしまうことの切なさ無念さ!
しかも思い出してください!
流れていったのはタダの水ではなく、部屋干し洗剤の混じった完成された水であることを!
もったいないおばけの出番を減らすためにも、スイッチを『洗い・すすぎ』に戻すことをお忘れなく。
準備その4. くず取りネットをキレイにしておく
これ、なんだかわかりますか?
洗濯槽にポンと入れてゴミを溜める浮き浮きネットなのです。
100均で買えます。
毎回何十分も過酷なグルグルの刑に処せられるため、このネットの寿命はけっこう短く2年ほど。
洗濯するたび&すすぐたびにネットにゴミが溜まるのでその都度取り除きます。
以上。準備はそんなとこ。
二槽式洗濯機で洗濯スタートです
洗濯槽にはまっ先洗う白っぽいキレイな洗濯物+6割ほどの水+洗剤が入ってます。
3つ並ぶうちの一番左の『洗濯時間』のスイッチを回すと洗濯開始です!
キレイめの洗濯物なら6~9分の設定で良いでしょう。
スイッチを回すとブーンブーンと自動的に洗濯槽が回転しますよ。
設定した時間が経つと自動的にスイッチが切れます。
1回目の洗濯物を取り出します。
このとき洗剤水に手を突っ込みたくないですよね?
なので事前に長いゴム手袋を用意しときます。
洗濯物を軽く絞りながら脱水槽に移します。
脱水槽の内部はステンレスでできてることが多く、カビにくくなってます。
あ、うちの洗濯機はステンレスではなくプラスチックでした。スミマセン。
安価だからですね😊
脱水槽に洗濯物を入れるときは、なるべく上が平らになるように。
そうしないと脱水のスイッチを入れたときにガタンガタンと鳴るだけで、いっこうに脱水されません。
そうそう、脱水槽に軽く絞った洗濯物を入れた上にこの丸いフタをします。
これをこんなふうに平にしないと洗濯機がガタガタガタガタ自揺れして”おーーい早く平らにしてくれーー”って延々とせがむんです↓
次、脱水します。
これがまたまたイイ仕事してくれますねー♪
1分から5分と刻まれてるのがミソ。
夏場は2分程度、渇きの悪い時期は4分とかに設定します。
手洗いしなくちゃいけないようなものはソフト仕上げで1分程度にします。
このように洗濯物の素材や気温に応じて適当に設定できるのが良いところ。
脱水音はけっこう大きいですよ。
脱水してるとき洗濯槽は遊んでるわけではありません
1回目のキレイめの洗濯物の洗剤水での洗濯⇒脱水2分。
この2分の脱水とほぼ同時に2回目のかたまりを洗濯槽に入れて洗濯開始。
2回目のは汚なめなので12分くらいに設定。
一方2分たって脱水機は自然に止まり、1回目の洗濯物を取り出してカゴに入れておきます。
つまりこの7~8分間は脱水槽はカラッポのままです。
洗濯時間と脱水時間の差が倍以上あるので、この空白の時間は避けようがなくて他の家事をして過ごします。
そうこうしてるうちに洗濯槽が止まり、また脱水槽にいれて脱水します。
洗濯物の量に応じてこれを繰り返します。
こんなに気を使ってやってるのにもかかわらず3回目の汚なめのズボン、ソックス群になると洗剤水はこんなに真っ黒に。
一番最後のかたまりが洗い終わってやっと洗濯水を排水します。
この瞬間が一番スカッとする!
最後の洗濯物を脱水槽に移して脱水。
カラッポになった洗濯槽が今度はすすぐための槽になります。
水道水を出して、洗濯槽の中を洗います。
ついでに脱水槽の中もサッと洗って、脱水のときの丸いフタも洗います。
すすぎに入ります。
洗剤で洗ったときと同じ順番ですすいでいきます。
設定時間は12分ほど。
すすぎの時に注意すること
洗濯機は設定時間がくると自動的に止まりますが、水道の水は自動では止まりません。
他の家事をやっててうっかり設定時間が過ぎてしまうことがよくあります。
ですので常に設定した時間やすすぎのガラガラ音が止まったかどうかを気にしてないといけません。
二槽式洗濯機のメリットだと思うこと
1. 白っぽいもの→汚れたもの 度合いに応じて分けられる
ハンカチ・布巾・キッチンのタオル・バスタオル・学校のエプロンなどなど、比較的キレイなものだけをまっさきに洗えるのが気持いいです。
全自動って例えば少量の洗濯物を1回で洗うとき、ハンカチとソックスを一緒に洗うということですか!?
おいらはそれに抵抗あるんですわ・・・
2. お風呂の残り湯を使うことができる
お風呂の残り湯を使わなくても洗剤水、すすぎ水ともに使いまわしてるので、全自動洗濯機より節水できると聞きました。
3. 同時進行できる
これも二槽式の最大のメリットのひとつでしょう。
どういうことかというと脱水してる間に次の洗濯ができて、ちょっとした時間の節約になるのです。
また、汚れ具合を確認できるので、途中で洗剤を足したりできます。
4. すすぎが終わった洗濯槽の水を再利用できる
洗濯槽に溜まった大量の水を雑巾がけに使ったり、ベランダに撒いて掃除します。
5. 洗濯機そのものの掃除が楽チン
特別なにもしなくても、カビが生えることはまずないですよ。
黒ずむとすれば、洗濯槽の側面のこの部分くらいです。
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6. 本体価格が安い
二槽式洗濯機のちょっぴり残念なところ
すすぎの段階で洗濯物を洗濯槽から脱水槽に移すとき、冷たい水の中に手を入れなくてはならず、そのときが一番辛いです….
そのため肘(ひじ)のあたりまでくる長~いゴム手袋が欠かせません。
こんなに長いゴム手袋はなかなか見つからなくて、スーパーを何件か回ることになるでしょう。
またはネットでポチするとか。
宇都宮製作(株) シンガー 天然ゴム 厚手手袋 スーパーロング(1双) L /
それと、デメリットといえるほどでもないとは思いますが、ある程度の洗濯物の量が溜まらないと、洗濯をする気にならないのです。
少量だと洗剤水を一度で落としてしまうのが、とてももったいないからです。
それとたぶんこれは私だけかもしれませんが、洗濯槽が回ってるのをときどきジーーっと見入ってしまいます 🙄
洗濯が楽しくなるためにやってみたこと
実は洗濯をするのはあまり好きではないです。
今回ブログに書いてみてあらためて思いました
なんて面倒なんだ!!!
って。
やるべきことが多すぎってことがわかった。
それ以外に洗面所のワクワクしない地味な環境に原因がある気がする。
洗濯機の壁面はこんな殺風景↓
まず、青いホースの色が気に入らない 😥
アース線と電源ケーブルがダラ~ンと垂れてるのもイケてない 😥
窓がなくて薄暗い 😥
殺風景をなんとかしたいと思ってちょっとイジッてみました↓
① 水道の蛇口のギラギラした冷たさをカバー。
娘が赤ちゃんのときに手作りした白い綿の帽子。
これを被せてみました。
② アース線を隠すために100均で白い長い羽根を買ってぶら下げました。
③ 電灯の下が殺風景だったので、ドイリー模様をコピーした紙を貼りつけ、その上に布花をぶら下げました。
④ 普段使わないときに脱水槽の上に造花を置いてみました。
このお花にイイ香のアロマなどを数滴垂らすといいですよ。
以上、二槽式洗濯機について私なりにまとめてみました。
どうか 店頭から消えてしまわないように……
⇓ アマゾンで高評価だった小型洗濯機
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「二槽式が手放せない」で検索遊びしていたらヒットして読ませて頂きました。
全自動と比べ、めんどくさい以外にデメリットが見いだせず、でも生涯一回は全自動を使ってみたい気もあり、元気に20年動いているのを見ながら気持ちが揺れています。
先日、立て続けに水を止め忘れて落ち込み、家電量販店に行って、二槽式が思いのほか高額なのを見て、二槽式派からの卒業をいよいよ考えている今日このごろです。