大学に進学しないという究極の節約

建設関係のお客様(60歳男性)と2時間ほど談笑しました。息子さんふたりの大学入学から卒業までにかかった費用は3000万円だったというから驚きです!私立大学とはいえ、そんなにかかるのでしょうか。

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photo credit: Presbytery at Chernivtsi University via photopin (license)

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大学ってこんなにお金かかるんですね!

 

こんばんは ミオレナです。

冒頭のお客様だけでなく、日々いろいろな人と会ってますと「子どもの大学にお金かかるんだよね~」とコボす親御さんが少なくありません。

 

私自身は約30年前に卒業しており、県立だったため学費は年間で20万円ほどだったと記憶しています。

 

自慢ではありませんが、学費も定期代も自分でバイトして稼ぎました。

決して裕福でない親の負担を極力減らしたかったからです。

子どもとして、そうすることが当然だと思っていました。

 

ここで昨今の大学の学費を調べてみましょう。

 

■ 国公立大学(自宅通学の場合)

初年度: 約175.8万円

2~4年目: 約93.9万円

4年間合計: 約457.5万円

 

■ 私立文系(自宅通学の場合)

初年度: 約248.9万円

2~4年目: 約142.2万円

4年間合計: 約675.5万円

 

■ 私立理系(自宅通学の場合)

初年度: 約284.0万円

2~4年目: 約178.0万円

4年間合計: 約818.0万円

 

■ 私立歯科系(自宅通学の場合)

初年度: 約598.2万円

2~6年目: 約415.1万円

6年間合計: 約3088.6万円

 

【参考データ】(以下の調査をもとに算出)

日本政策金融公庫総合研究所「平成27年度 教育費負担の実態調査」

(※)私立医歯系のみ 文部科学省の初年度納入金により調整し試算

 

いかに家計を圧迫してるのか、想像に難くありません。

 

私立歯科系にいたっては、一般的なサラリーマン家庭ではおよそ無理なのではないでしょうか。

 

自宅から通った場合でこんなにかかるのです。

これが自宅外通学なら1.5~2倍はかかると言われています。

 

なんともおぞましい数字です。

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大学の学費事情・フランス編

 

ご存知でしょうか。 フランスの大学の学費が無料であること。

学籍登録料として約2万円を納めるのみらしいです!

 

さらに学生の3割は給付制奨学金を受けています。

 

フランスだけでなく欧州には大学の授業料がかからない国が3つあります。

 

ドイツ、アイスランド、フィンランド。

 

欧州のほとんどの国の大学費用は日本より安いようです。

 

なぜ欧州では学費の無償化が進んでいるのか

 

欧州では教育を受けることを『人間の権利』と捉え、その機会を均等に保障するには学費はできるだけ無償にすべきだという考え方が社会に根付いています。

 

また、教育によって利益を得るのは学生本人だけでなく社会全体だから”社会が税金で負担するのは当たり前” ということが社会的な合意となっています。

 

このような考え方からすると、”学費は学生本人が負担せよ”という『受益者負担論』を持ち込み、家計を苦しめている日本教育の現状はちょっと異常だとは思いませんか。

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ミオレナ

こんにちはミオレナです。 長野県在住の50代。本業は金融機関の営業です。 マニッシュな娘とふたり暮らし。 人の本質って年齢、性別、家柄、国籍、学歴、仕事、収入……とは関係ないところにあると思いませんか。 他人と比べてるうちはホントの意味で幸せになれない。 人に寄りかかってるうちは充実感は得られない。 なんというか全ては頭の中のこと。そして言動。 どうせ1回きりの人生なのだから自分の気持ちに忠実にいたいものです。 ワクワクや笑いも大いに大切にしながら…… こんなちょっと変わった奴が思いのまま綴ったブログです。 好きなこと: 手作り&リメイク、インテリア、山菜採り、海釣り、インターネット、洋楽、車、地味で個性的なファッション etc 好きなアーチスト: Styx、TOTO、ホイットニーヒューストン、マライアキャリー、 Glennis Grace、ビヨンセ、飛鳥涼