スーパーで痴漢に遭ったときのことを綴ってみようか

まさかこの歳になって痴漢に遭うとは微塵も思っていなかった。満員電車の中ではなく、なんとスーパーだったのだ。触られた直後にその男と目が合い……

痴漢に遭ったとき何もできない

 

痴漢の話をすると「痴漢に遭うような恰好をしてるほうが悪い」などと痴漢された側が批難されることが少なくないのはどうしてでしょうか。

他の犯罪に比べて痴漢はなぜか被害者側が批難されがちです。

それっておかしくないでしょうか。

 

批難する人はおそらく痴漢に遭ったことがない人だと思います。

偏見に満ちてて、過剰に男性の性を肯定する人だと思います。

 

ミニスカートじゃなくても、満員電車じゃなくても、若くなくても痴漢に遭うことはあるのですよ。

 

先週の夜、馴染みのスーパーに買い物に行った時のことです。

私は炭酸ジュースが欲しくてあれこれ探していました。

 

そして陳列棚から飲みたいジュース手に取った瞬間、誰かに背後から強くお尻を鷲づかみされたのです!

最初、知り合いの誰かが挨拶代わりに触ったのかな? と思いました。

 

サッと振り返ると目の前に見知らぬ男が立ってるではありませんか!

私は「ヒャア!!」と悲鳴にもならずに息を呑みました。

男は真顔で私の顔を見つめ、そのままレジのほうに歩いて行きました。

 

えええええ!?  知らない男に触られた!?   痴漢!?

 

私はあまりに驚いて呆然としました。

足がガクガクするほどショックでした……

 

知り合いだと思ったら全く知らない男だったこと。(もっとも知り合いだとしてもお尻を掴むようなことはまずしないですね)

男が比較的若かったこと。

男が真顔だったこと。

閉店間際で多くの客でごった返してたのに、飲料売り場の列だけ誰もいなかったこと。

サラーっと撫でるのでなくギューっと掴まれたこと。

 

50すぎたこんなオバサンにも痴漢をするのか……

 

男に対する怒りよりなによりとにかくショックでした。

気持ちがワナワナしてどうしていいかわからなかったのでとりあえず近くにいた店員に言いました。

70歳くらいの男性店員に「す、すいません……あのー痴漢がいたんです……」と。

 

店員「どの男ですか。何歳くらいですか。特徴とか覚えてますか」

私「もうあっちのほうに行ってしまいました。歳は30代後半から40代前半くらいでしょうか。顔はこれといった特徴はありませんが、今なら覚えています……」

店員「どうしますか?  警察に届け出ることもできますが」

私「あ~~どうしよう……そこまでしなくてもいいかと思います」

店員「そうですか。申し訳ありませんでした。」 (店員さんが謝る必要はないような……)

私「とにかくビックリしたものですから。もし私が挑発的な恰好をしてたなら反省する点もあるかもしれませんが、この服装普通ですよねえ?」

店員「はい。お客様の恰好を見る限り普通ですよ」

私「ですよね?   ありがとうございました」

店員「申し訳ありませんでした」

 

この店員の言葉に大いに救われました。

私はそのとき白っぽいトップスに黒いひざ丈のスカートというシンプルな服装でしたが、その恰好が男を挑発するようなものなのか店員に確認してほしかったからです。

店員から「普通」と太鼓判押してもらったので、あの男が触ったのは少なくとも私の服装のせいではないと証明されました。

 

 

痴漢は軽く思われてる?

 

冷静になって考えるとあの男の買い物カゴにはほとんど何も入ってなかったと思います。

もしいくつか商品を入れていればレジで時間を取られて捕まってしまう可能性が高いので、あらかじめ入れないつもりだったのでしょう。

それにレーンに誰もいないことを確かめた上での犯行。

この二点から常習犯だと思われます。

 

あんなに混んでるスーパーのスキを狙って顔がバレてまで痴漢する大胆さに呆れます。

 

他の被害者を出さないようにするためにも私はあのとき大声で叫べばよかったのでしょうか。

男の顔にパンチすればよかったのでしょうか。

 

でもホントに驚きすぎて何もすることはできませんでした。

世の中の多くの痴漢被害者もそうだと思います。

勇気がないからではなくて本当に何もできないのが現実だと思います。

 

痴漢に遭ったときの損害とは恐怖や嫌悪感などの精神的苦痛です。

今日は別のホームセンターに買い物に行ったのですが、空いてるレーンに行くときなんとなく男性客をチラチラ意識してしまいました。

一人で買い物してる男性客の半分以上を『痴漢かも?』と疑ってしまいました。

 

ジェットコースターのような人生を歩んできた鋼鉄の心を持つ私でさえこんなに衝撃を受けるのですから、ましてや若い女性は立ち直れないほどトラウマになる人も少なくないことでしょう。

ショックを受けた上に「ミニスカートを穿いてるのがいけない」「不注意なのがいけない」「痴漢されたのが自慢?」など二次被害に苛まれるのですからたまったものではありません。

 

特に日本は痴漢に限らず性犯罪全般に対してどこか揶揄するような色眼鏡で見るような風潮がありますよね。

同性でさえ偏った目で見る人もいるのです。

 

どんな理由があれ痴漢は『やったほうが悪い』です。

 

痴漢撲滅運動も時おりやってるようですが、痴漢はなくなるのでしょうか。

驚くことに最近は男性も被害に遭ってるそうです。

 

抑圧され歪んだ心を持つ人が増えてる証左だと言えませんか。

 

被害者側の心構えや防御策ばかり論じるだけでなく加害者を作らないようにしなければ解決は難しいと思いました。

加害者の心理を知れば何かしらのヒントになるかもしれません。

『男が痴漢になる理由』

 

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はじめまして。 管理人のミオレナと申します。 50代で長野県在住。本業は金融関係の営業です。  世の中とても便利になったのになぜか毎日の暮らしはバタバタと無駄に忙しく心の中にはいつもちょっぴり不安を抱えていませんか。 人生も半ばを過ぎてくるといろいろしんどくなり、ちょっとしたことにストレスも感じるようになりました。 どうせ一度しかない人生なのだから極力ストレスをなくしてスッキリと楽しくすごしたいです。 自分だけでなく自分と関わってるたくさんの人たちの生活→人生が、今よりほんのちょっとでもストレスフリーでhappyになってほしい。 そんな願いを込めて、独自の視点と経験でお役立ち情報を発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。